pixivの冬インターンに行ってきた回
今回はタイトル通りの内容です。
イラストコミュニケーションサービスで有名なpixivの冬インターンに行ってきました。
誰に読んで欲しいか
普段のコードが出てくるタイプのブログなら備忘録兼困ってる人に読んでもらえたら嬉しい!って感じなんですが、
今回はインターンの報告ブログということで、pixiv気になるよって人や、技術職のインターンってなにやってるんだろうって人に向けて書こうかなということです。
参加まで
TwitterのTLでpixivはいいぞ的な話を見かけていた中、インターン募集のツイートが流れてきて、pixivの企業としての考え方も個人的に気になっていたのでので、応募するしかないよねと思い応募させていただきました。
そう、pixivはあのpixivってサービスがめちゃめちゃ有名ですが、創作活動がもっと楽しくなる場所を創るって軸があるんですよ。
選考フローは書類 -> 面接でした。
そのうち面接では少しだけコードテストがあったのですが、普段IDEで . 打ってそれっぽい名前の関数探してるマンが緊張するとそうなるよねぇ。。って感じで面接官の方の助けも借りるという状況でしたのでマズったと思ったのですが参加できてよかったです。
ただ、言語に関しても面接の際にその場で「なんの言語がいい?」と聞いてくださって慣れた言語でできたので特別な準備はいらなかったように思います。(WebテストだとほとんどKotlinが使えないのですごくありがたい)
参加
内容について
この冬インターンでは君だけのpixivを開発(つく)れ!をテーマに2日間のハッカソン形式で社員のメンターさんとブツを開発るものでした。*1
ただ普通のハッカソンとの違いは、pixivの画像を取得するAPIを使用できる点でした。これを使って最高のpixivを開発ろうな。
1日目
初日は参加者と社員さんたちの自己紹介から始まり、アイデアをメンターさんと共有後、開発に取り組むといった流れでした。
参加者は全部で6人、Web開発が3人とiOSが1人、Androidが僕含めて2人でした。
アイデアについては面接の時にも聞かれていたのですが、そのアイデアが投稿する側のサービスだったため、今回使えるAPIじゃしんどみだねということで別のアイデアを考えていました。それをメンターさんに相談しながら(これが本当にありがたかったです)開発るもののアイデアを固めていきました。
結局自分はpixivの画像をリストにしてまとめておけるよ!なアプリを目指すことにしました。
イラストの権利の問題で画面は示せませんが、BottomNavigation
でイラスト検索画面とリスト一覧画面を切り替えられるようにして、リスト一覧ではリストが縦にスクロールできるリストで表示、それぞれのリストに登録されている画像が横スクロールでサムネイルが見られるといった作りでした。
それが固まったあとはメンターさんが事前に用意してくださったテンプレート(検索ワードを入れるとそれに当てはまるpixivのイラストが検索できるもの)を基に実装していきました。
その夜apply plugin: 'kotlin-kapt'
を書いていないという凡の凡ミスで数時間溶かすなどしました。
2日目
2日目は初日の続きをモチモチとやっていきつつ発表用のスライドを作り、16時(たしか)から成果発表、その後懇親会と進んでいきました。
初日に比べてサクサク進むような感覚でイエイと進みつつスライドの作成や発表でのデモを考えていたらあっという間だった記憶があります。
まだまだもまだまだの完成度でしたがとりあえずコアの機能がかろうじて動きはするってところまでなんとか漕ぎ着けました。
発表では他のインターン生の発表をすげえなあ僕もJSやろうかなあとか、iOSのUIって綺麗だなあとかAndroidでそのアニメーションどうやってんだろとか思いながら見ていました。
みなさん本当に2日でやったん?って言いたくなるくらい"完成度"でした。
懇親会ではお寿司とピザとお酒というエンジニアのいつものコースで技術の話、一人暮らしの話など素敵な時間を過ごせました。
良さげなスパークリングの日本酒まで出していただいて久しぶりだったお酒がすごく美味しかったです。
懇親会の途中ではプログラミング言語かるたをやるなど楽しい時間でした。
所感
開発について
2日間でしたがものすごく多くを得たと感じています。
テンプレートのアプリでViewがひたすらにRecyclerViewに詰め込まれてるのが最初は衝撃的でした。あとは興味はあったけど自分のアプリに導入できずにいたKoinを教えてもらえて最高でした。(自分のアプリにも即導入しました)
ハッカソンについて
先述のように初めてのハッカソンであわあわしてました。
もっとやりたかったなって思う箇所も多くありますが、終わってみればそこの悔しさよりも今後へのやっていきの気持ちが圧倒的に強いです。
とにかく動くように意識しながらやっていくことや、時間内でできることを正確に把握することがすごく大事だなと思いました。
そして、インターンとしてのハッカソンってなかなか見ないような気がしますが、超よかったです。
一つの理念(今回は"自分にとっての最高のpixiv")からそれをプロダクトに落とし込むという本当に稀有な体験ができるインターンシップだと感じました。
きっとこの体験はなかなかできるものじゃないと思います。
他のインターン生について
2日間のインターンにもかかわらず他のインターン生と会話する機会も多くとても嬉しかったです。
やはり同年代の学生との会話は社会人の方との会話とは違う意味で刺激的なものでした。
個人的には事前に埋めておく自己紹介スライドにTwitterのidを書く欄があったのがよかったです。
いろいろ
2日間毎食外食だろうしお財布きついかもって思ってましたが、昼と夜は両日出していただく + ケーキやアイスの差し入れと最高でした。本当にありがとうございます。
あとインターン参加で背中に"pixiv INTERNSHIP"と書いてあるパーカーがもらえてすごく嬉しかったです。めっちゃ着てます。
それと2日間のインターンなのにディスプレイを使わせてもらえる、椅子が最高など非常によかったです。*2
2日間、とても多くを持ち帰らせていただいたので本当に行ってよかったと思えるインターンでした。
まとめ
デバッグ中に可愛い女の子のイラストが見られるのは精神衛生に良い。