最近なんでBATON=RELAYってコンテンツ追ってるんですか?

最近と言うか去年の秋ごろからBATON=RELAYという声優コンテンツを追ってます。
BATON=RELAYいいコンテンツだからおすすめだよって話です。

batonrelay.jp

BATON=RELAYはストーリーがいいとか曲がいいみたいなアレはありますが、僕が惹かれたポイントはそこではなかったのでこういうところもいいよ的な。

曲とかストーリーが良いって話は下のリンクで演者さんが触れてるのでそちらを読まれたし。

BATON=RELAYのここがいい!(一般論編)

  • 曲がいい
  • ストーリーがいい
  • キャラ絵が媚びてない
  • このコンテンツがデビュー作の声優さんが多くキャストが初々しい
  • コンテンツの空気感がいい
  • ゲームが面白い

実際まあここら辺はバトリレのいいところだと僕も思ってます。


ただ、最近のポタキコンテンツってどれも曲がいいので曲が理由でバトリレを応援するかって言われると僕は言葉を濁さざるをえないです。

また、イラストも同じように感じていて、バトリレにハマってるイラストだとは思いますが、「キャラ絵が抜群だからバトリレを推すぞ!」とはならないのではと正直感じています。ただ、神のみのオタクにはかなり刺さるらしいのでそれは除きます。(バトリレのキャラデザは若木民喜先生です。)

ストーリーとキャストと空気感に関してはまあ一般的に見てバトリレの武器と言えるんじゃないかなと思います。

ゲームが面白いはもうわかんないです。僕はスプラトゥーンからポチゲーまでなんでも面白いと感じてしまうガバガバ基準なので。

あと空気感ってなんやねん。

はい

はい。偉そうに批評しました。
評論家気取りのオタクなんて世界で一番忌むべき存在なのに。

キャストが初々しくてキラキラしていて、ストーリーがしっかりしているコンテンツ、いかがですか?

BATON=RELAYのここがいい!
(結局お前はどうだったの?編)

上でごちゃごちゃ言いましたが、僕は上のようなものに惹かれてBATON=RELAYに足を踏み入れたのではありません。
いや嘘ついたかも。キャストの頑張るキラキラ感には惹かれたかも。

まあでもそれは置いといて、僕がBATON=RELAYに惹かれた要素は雑にまとめると二つあって、「一貫性」「丁寧さ」とでも言いましょうか。


一貫性とかなにかっこつけてんだって感じですね。
かっこつけると言えば球磨川禊。僕はめだかボックスでは彼が一番好きでした。
ただ、今思い返すと僕くらいの年代、つまり小中学生時代にめだかボックスが好きで、しかもその中で球磨川禊が一番好きだなんて言ってる人間でまともな育ち方をしている人間を僕は見たことがありません。


閑話休題

うわ、閑話休題とか言ってる。物語シリーズか?さては西尾維新のオタクか?と思ったあなた。残念ながら僕は西尾維新のオタクではありません。
BATON=RELAYのオタクです。

ちょっと読み返したら西尾維新のオタクにめちゃめちゃ失礼なこと言ってますね。
ごめんなさい。僕はめだかボックス物語シリーズも好きです。

一貫性

一貫性とか言ってはみましたが、これだけ言われても完全になんのこっちゃですね。

一言でいうと、BATON=RELAYというコンテンツには「声優」「なりたい自分」という軸がある。ということです。


完全にだからなに案件ですが、僕はナナシスとWUGが好きです。
ナナシスには「キミは何がしたい?」、WUGには「アイドル」と「東北支援」という圧倒的な軸とそれに基づく一貫性があります。(と僕は感じています。)(新章?知らない子ですねえ。)


BATON=RELAYに対しても、似たような感覚を覚えています。
去年の下半期に行われていたBATON=RELAY WORKSHOPというイベントでは、声優イベントでありがちな声優さんのバラエティ番組っぽいよくわからん企画ではなく、エチュードや朗読劇、アフレコなど「声優」であることを強く意識させる企画が行われていました。


いやいや、コンテンツが題材を大事にするのって当たり前では?と思ったそこのYou!You!
僕は当たり前じゃないと思います。

例えば、それこそ僕の好きなナナシスには「アイドル」である明確な理由はないですし、実際に茂木監督もインタビューで「美少女物はあんまりだったけどなんかやることになって、でもよく考えたらアイドルでも僕のやりたいことはやれるなってなったんやで」みたいなことを言っています。(うろ覚え)

また、ナナシス初期の口パクライブは「アイドル」という題材には合致しないのではないでしょうか。 僕はこの時代を知らないのに何をべちゃくちゃって感じですが、これは当時の状況においては音源を流した方が見せたい物が見せられるという判断があったのではと妄想しています。(違ったら教えてネ。)
僕のこの妄想がもし正しければ、これはむしろ「キミは何がしたい?」を見せるための合理的な判断であり、そこには「アイドル」ではない軸への一貫があったのではなどと思っています。


なんやこいつナナシスの話、しかも妄想の話しだしたぞ。


はい。そんなわけで、BATON=RELAYの「声優」への一貫は当然じゃないんだよって話です。
声優が声優演じてるんで元々そう感じやすいってのはあったかもですが、コンテンツ自体もそれを強めに意識して作られているんじゃないかと僕は思います。


また、「声優」意外に挙げた軸である「なりたい自分」についてはまだ自分の中で微妙、本当になにか見せたい物があるのかの判断がついていないのですが、
エピソードやキャラ設定、全体曲の歌詞などから全体に通ったキーワードのように感じます。

また、どっかのなんかの記事でBATON=RELAYのお披露目かなんかのなんかで「なりたい自分を目指す物語」とか書いてあったような気がします。探してください。
こういったテーマがあるコンテンツは好きです。見ていて考えさせられることがあるので。

今の時点ではキャラクターのなりたい自分に向かう姿こそ描かれているものの、そこからの示唆とか見せたい物みたいな物がまだ個人的には見えてないので、そこが判断がついていないと書いた点です。


ここについては今後見ていきたいねって感じですね。
どこかのなんかで「なりたい自分」=「果てしない道のり」「それでも走るあなたを、待ってる人がいる」ってコンセプトも示されてるので、個人的には今まだバトリレからはっきりとは感じられない「それでも走るあなたを、待ってる人がいる」が見たいです。

一つ感じてる懸念としては、バトリレのプロデューサーやってる牟田さんにヤマカンとか茂木さんほどの原体験や見せたい物があるのかって点ですが、まあインタビューとかあんま受けそうな人じゃない気もしつつ、会社と喧嘩してまで作りたかったってことはなんらか強い意思があると信じたいですね。

丁寧さ

「一貫性」とだいぶ被るんですが、見せたい物を見せるのにすごく丁寧に真摯に向き合ってる感じがするのが(他のコンテンツと比べたときの)BATON=RELAYの圧倒的な強みだと僕は思っています。


先の「声優」を強く意識させるイベントであったり、あとは面白いのがバトリレの曲は今何曲だろ、10曲ちょいくらいあるんですけど(調べるの面倒だった)作詞を全部同じ人にお願いしてるんです。
これはすごく珍しいのではと思っているのですが、一つの世界観を壊さないようにすごく丁寧にコンテンツ作りがなされている印象を受けます。

あとあと、実はBATON=RELAYはクソコロナの影響でゲーム内コンテンツの更新が今止まっていて、その影響でキャラクターの誕生日ガチャや誕生日演出なんかもスキップされている現状なのですが、先日の日向葉澄ちゃん(バトリレのキャラ)の誕生日の時にはゲームの更新がないなりに公式サイトにSSが掲載された、ということがありました。

【6月12日】日向葉澄バースデー記念ショートストーリー | ニュース | BATON=RELAY(バトン=リレー)公式サイト

何が言いたいかというと、そもそもこのSSの投稿によってキャラをぞんざいに扱わなかった点と、その内容が自分らの強みである「声」とか、イラストではなくSSと「ストーリーのよさ」をしっかりと意識した物であること、もうすぐ収録は始められるのではという現実への示唆(妄想かもわからんけど)などまで丁寧に作られている点で感心しました。


ちょっと褒めすぎですかね。
贔屓にしてるコンテンツってことで多少甘いのは許して欲しいにゃん。


ただあれや。
広報施策と、キャストのツイートを明らか適当に公式がRTするのは丁寧に思えんので頑張って欲しいマン。

まとめ

なんか「一貫性」「丁寧さ」と二つに分けてだらだら喋ってきましたが、一つにまとめるとコンセプトにそった作り込みがすごい(すごくなりそう)なのがBATON=RELAYの特徴かなと思います。

あとは最初に言ったストーリーがよくてキラキラしてるってとこですかね。
強いコンテンツだらけだからとあえて強みには挙げなかったですが曲もすごくいいですし、他のコンテンツに見劣りすることは全くありません。

よかったらあなたもBATON=RELAYを初めてみませんか?
この前の生放送でキャストさんがまだ最古参だって言ってましたよ。

リンクだけ貼っとくから興味があったら読んで

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